禁酒のはじまり

ジムに行って、疲れて寝てしまった先週の木曜日。
友人の演劇をみにいって、そのあと、なんとなく寝てしまった金曜日。
土曜日は、ダービーの予想をしてたら寝てしまった。


お。
おっ?
おおー!
3日連続飲んでないよ私。
家に焼酎を常備し、ロックでぐいぐいいく私が。
酩酊のネットいじり後、千鳥足でベットに向かう私が。
出張先でも、研修先でも、夜な夜なビールを飲み干す私が。
飲んでいない。
3日も飲んでいないのである。
普段お酒を飲まない人には、まったく理解出来ない感情だと思うのですが、これは、自ら酒を飲むようになってからはたぶん初めてのことで、酒好きの私としては、大変めずらしい状況なのである。
それに気づいた昨日。
なんだかきっかけというきっかけもないまま、期せずして、禁酒生活がはじまってしまっている。


休肝日ぐらいは週一で設けたい。
普段からそんな願望はあったのですが、ついうっかり酒を飲んでしまうとそんなけち臭い願望はすっかり忘れて、その日を思いっきり楽しんでしまう私なので、いつまでもだらだらと酒を断てずにいた。そして、突如としてあらわれた『連続3日飲まなかった』という事実。これは記録と言っても過言ではない。老いて書く自分史があるとしたら、きっとページを割くであろうエピソードなのである。


飲む快楽より、飲まないことで積み重なっていく記録の達成感を優先している私がいる。いつのまにかいる。こう考えると、意地でも飲まなくなっていて、日曜も飲まなかった。今も飲んでいないので、月曜日も飲んでいないことになる。5日連続飲んでいない。


というわけで、気がついたこと。

目覚めがよい。


これは予想以上の収穫であった。やっぱりなんとなく酒を断つと、体によいのではないか、と思っていたが予想以上。
なんだろうかこの快適すぎる目覚めは。
4・5時間ぐらいの睡眠で平気。
こんな朝があるなんて、私は知らなかったよ。
世界中のさわやかな朝の日差しが、私にのみ注がれているような気さえしてくる。

ヤクルトがうまい。


そして、そんな寝起きのヤクルトが、うますぎる。
駆けつけ2本。
ぷっはー、仕事前のヤクルトはやっぱ格別だね。とか思う朝6時。

体が締まった。(たぶん)


5日飲んでないだけで、お腹まわりが締まりました。
酒恐るべし。普段どんだけ飲んでいたのだ私。


飲むことで現実逃避していた私ですが、
飲まないことで知る事実があったりして。
なんだかこれはこれで斬新です。
続けていけたらいいな。
なんて思っています。




ほら。
こんな感じで、締めもさわやか。