悲しみのはじまり

悲しいことがありましたので、今夜の焦燥感は予定を変更してお送りします。



オレは、友達が少ないと思います。
携帯を変更するたびに、番号のメモリが減っていくことも、もう慣れました。
縛る理由はありません。
必要とされないのなら、一緒にいたって面白くありません。
必要な人も同様です。
ベストは尽くします。
でも、絶交。とかって言われたら、オレはどうすることもできません。
巻き返せる何かがオレには無いことを、オレは、今まで嫌と言うほど知らされてきましたから。



絶交。と言われました。
結構大事な人に言われました。
必要とされて、オレははじめて存在理由が出来る人間なのです。
そのままで居て、人をひきつける磁場などありません。



だから、ふざけます。
ピエロでもいい。
ピエロがいい。
笑ってほしいと切に願います。
幸福な笑顔に、オレはそこに居ていいのだ、と許されている気がします。



世界に笑いがあって良かった。
大事な人の幸せを願います。
だから、オレは、半ズボンを穿きます。



メンドクササの堕落さは、笑いへのベクトル。
カラオケで一人モー娘も、笑いへの愛の詩。
こんなことしか出来ません。
オレは、こんなことに必死です。



ふざけてふざけてふざけまくって、オレの周りの人の腹筋が筋肉痛になればいいと思っています。
幸せの筋肉痛が皆に訪れることを願います。
これからも、オレはふざけていたい。
でも、それは、君が考えているより、
ずっとずーっと重いふざけ。



だから、誤解されるのは、とても悲しい。



ふざけて、大事な人が居なくなる。
昔は、それでも、ふざけていたと思います。
合コンで『オレってハーフ』って言ってたと思います。
ふざけることこそ、オレのアイデンティティーでした。
しかし、今、大事な人の腹筋がよじれるのが見れないのは、とても悲しい、と思っている自分が居ます。
オレのふざけが、大事な人に届けばいい。
大事だと思う人にこそ、届いてほしい。
最近、大事な人ってどんな人かわかりはじめてきました。



オレには、きっと熱意が足りない。
他人の言った軽い噂で、
絶交。までに揺らいでしまうのは、
君のせいでも、その他人のせいでもなく、
それはたぶんオレのせい。




中途半端は悲しみのはじまり。




台車で車道を走ったら、ヤンチャですか? 
ネクタイを肌にマジックで書いたら、フォーマルですか?
あとはもう、『腹上死』しか、ありませんか?