『華氏911』のはじまり

今日はbukuの日(29日)なので、池袋で『華氏911』を観ました。
bukuの日は、池袋情報誌「buku」を持っていれば、池袋にある映画館全てで映画が千円で観れるので、お得です。こういうお祭り的なものってどんどんやっていくといいと思う、映画業界は。映画の日(毎月1日)もそんなに生活に密着しているとは思えないし。オレは、女の子ではないので、水曜日は面白くないし、火曜とか木曜がメンズデーだったら、オレは毎週行くよ、映画。
つまり、現在、行っても月に2回で1800円×2=3600円。
しかし、メンズデーだと月に4回で1000円×4=4000円。
その差、400円が年間で4800円で。メンズデーを希望しているライトユーザーは結構居るはずなので、それらが積もれば、じゅうぶん、映画業界は潤うのではないでしょうか?
単価が高いから、一本一本が勝負映画になって、人気が両極化するんだと思う。千円とかになれば、映画をアソビで見るにはちょうどいいので、人は分散し、リスクは減り、山師的な興業も減るのではないでしょうか? そんな単純な構造でもなさそうだけど、オレの周りは「高いから」で渋る人多いし、今日オレは1000円だから観に行った、というのもやはり事実なのです。
半券提示とか、ポイントカードとか、1000円で観れるようになってきたのは嬉しいですけど、正直メンドクサイ。ライトユーザーを、漫画喫茶から、ゲームから、引っ張り出せるのに、1000円固定は強い。
ただ、メンズデーの名は麺’S倶楽部みたいで中華料理なので、
『クデュブジュセ』
みたいなフランス語っぽいのがいいと思います。



華氏911』で2回泣きました。映画で泣くのは久しぶりです。
大事な人が居なくなるのは、なんて辛いことなんだろう。悪いことは悪い。その一本道をきちんと認識することの難しさを知りました。
ただ、正しいこと、間違っていること、物事なんて色んな角度から見れば、色んな風に見えるわけだから、決め付けるなんてナンセンスとか言ってる場合じゃないのは、確かだと思った。