退職のはじまり

オレと同い年のUもYG(YさんともYちゃんとも別のYなのでYGと表記)も今の仕事を退職なさった。
オレと同じ年数を生きて、同じ時代を過ごし、たぶんこれからも同じくらいの時間があるUとYG。
あっさりと仕事をやめ、あっさりと自由宣言。
生き方にセンスがある。カッコイイよ君達。



どうやらオレは仕事原理主義の幻想から抜け出せないようです。
日々、苦虫を噛みながら仕事をこなす時間が大半で、
それが人生の大半を占めるのなら、まったくもって不毛。
いや、無意味ならまだいいほうで、たぶん、消費。
無駄に消費しているのだ。
そう考えながらも、寝れば明日はやってきます。
明日は明日で、このようなことを考えていくのだろう。



刹那的に生きるのがいいとは思えないが、
今が建設的かと言われれば、たぶんそれも違う。
お金は貯まっていくが、あんまり貯まらないが、
お金の心配はしなくなった。



いいこともあれば、いやなこともある。それが仕事。
そんなことをよく聞かされる。
いいことばかりじゃないらしい。
充実した日々なんてものは、仕事じゃないらしいのだ。
仕事とプライベートを分けずに物事を考えられるそんな仕事をしてみたい。



「スキル」「実績」。
そんなものは仕事関係なく自発的に身につけていくものなのだ。
けして与えられるものではない。
それは知っている。
しかし。
仕事を舐めているのだろうか?
自分が社長にでもならないと、社会は面白くならないのだろうか?