CONTINUEのはじまり
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なんでそこまでして雑誌に心弾ませてしまうのか?
オレの大学時代には「Title」(発行 文芸春秋)という雑誌があった。(ちなみに今も文芸春秋から「TITLE」は出ているけど、テイストが全然違います)オレはその雑誌から、雑誌の力強さと雑誌だけが持ちえるその時代の空気感を感じ取っていた。オレの部屋には昔の「Title」がある。読み返すと、やはり大学時代を思い出してしまう。ああ、ここのくだりは武蔵野線の車内で読んだなーとか、この言い回し自分でもよく言ってたなーとか。そして、いつまでも「Title」の雰囲気が好きな自分にちょっとほっとする。
前置きが長くなりました。
だって、この興奮を直接文章にしてしまったら、とてもじゃないけど他人にお見せできる文章をつづれる自信がありません。(いつでもそんな自信はないけど)
過去の話なら、落ち着いてある視点でもって紹介することが出来るから。
じゃ、始めますね。
とにかく表紙から「saku saku」って!あー、もう超いい!もうね何雑誌かと!んで、その下に当たり前に「GAME OF THE YEAR」って!ンガング!!!んでんで、その「GAME OF THE YEAR」の第2位が早速「グランドセフトオート」(「GTA」)なわけで!オレの周りで人気爆発中(3人)の「GTA」なわけで!コラムも逐一オモシロイ!どこを読んでも、オレを雑誌に引きづりこんだ「Title」と同量の熱量で、それが本当に嬉しくて、明日も早いのに今夜中の2時に更新しても平気なのですよー!!YEAH!!!!!!
冷静になる。まあ、Vol.20まで刊行されていて、今更「CONTINUE」の話って……感も拭えないのが正直なところですが、いいんです。
いいものはいい!と午前2時、ちょっと明日に響きそうなこの時間に、結構な数を刊行している「CONTINUE」の素晴らしさをオレは叫びたい。
「Quick Japan」ほど尖っているわけでもなく、「STUDIO VOICE」ほどオシャレなわけでもなく、なんだかとても平熱っていうか、届きそうな延長上の話っていうか、喫茶店でコーヒー飲んでたら、隣の人たちの会話が素晴らしくくだらなくて、忘れられない感じっていうか。
とにかく、あと何年かして、今手元にある「CONTINUE」を読んだら、オレは確実にこの興奮と、渋谷の本屋と、千代田線の強烈な読書体験を思い出すのだろう。そんな確信。
ずっとこの誌面姿勢で「CONTINUE」してほしいです。
宜しくお願いします。
ほんと、おねがいします。