釈明のはじまり

昨日、Aちゃんと呑んだ。
Aちゃんは酒豪であるのだが、先日痛い目を見たらしく控えめだったので、『会のバランス』をとるべく、焼酎のボトルをオールロックで空けた。オレのポリシーはバランスだ。
そんなわけで覚えているのは、Aちゃんの彼氏が現代若人的考えの警察官で、話を聞いていて非常に好感が持てたこと。Aちゃんの妹のヲタ偏差値が非常に優秀で、現役国立レベルであること。代(代々木アニメーション)ゼミ全国模試で10位圏内確実であること。Aちゃんの友達(お笑い志望)に今度お会いできるかもしれないとのこと。その友達の持ちネタが「ユキ姉(兵頭ゆき)」であること。
あとはまるで覚えていない。Aちゃん自体の話を何一つ覚えていないのが大変失礼なのであるが、それは仕方のないことだ。未だに二日酔いで頭痛いし。
ボーナスの使い方についても話した気がする。それは、引越しをしたい、とか、貯金をする、とかとっても現実的な内容で、ボーナスを「資本」以上の価値として使えてない。
ボーナスをもっと有意義に使うことに対してのサミットを開けばよかったと思う。
全部1円玉に両替して、麻の大きな袋(アニメ泥棒仕様)で担いで、銀行から出て行くとか。でも多分実際にやったら、相当重くてその場から動けなくなり、またすぐ紙幣に変えてもらうんだと思う。

Aちゃんが終電で帰ったのだが、まだまだ呑み足りないオレは、真っ先に昔働いていたバイト先を訪れ、MさんとI君とHを無理矢理呑みに誘った。
I君の本職は福祉の仕事なのだが、オレとMさんが、音と映像を創るので、新しいカタチの福祉会社を始めたらいいと勧めた。オレは飽きっぽいので『I商店』という名前にして、総合商社にしたらどうかとナイスなアイデアも続出。音と映像は『癒し』に使ってくれたらいい。新しい福祉のカタチ。それで月15万ぐらい貰えれば、オレは『I商店』の従順な犬になってもいいと思えたので、会社ってものは、方向性に共感出来るか否か、ってことが、給料よりも、人間関係よりも、大事なことなのだろう。
あ、あと「女の出来る仕事は男でも出来る」という発言は、「男でも出来る仕事は女でも出来る」と逆説なのだということを、Hに釈明して。