脱パンツのはじまり

毎日はあっという間である。
気がついたら、年はあけていて、
2月になり、そしてもう2月も終わろうとしている。


とくにこれといった不満もない。
仕事でやることはたくさんある。
むしろうまくいきそうな予感すらある。
毎日はあっという間である。


ただ、嫌なんです。
一歩ずつ歩む感覚は頼もしいけど、嫌なんです。
誰にも平等に与えられた24時間を、
あっという間ですよなんてまとめてしまうのは、
なんだかつまらない話。


この前、認知科学の本を読んだ。
大人になると1年が短く感じるのは、
ある「時間」に対して、「意識」を刻むことが少なくなるからだそうだ。
26歳の「1年」と、3歳の「1年」では1年の重みが違うから、
大人になると1年が短く感じるのだと
ずっと思っていた私にとって、
その話はずいぶんと腑に落ちる話であった。


昨日抱いていた目標の続きである今日を、
私は予想していたし、
現実今日は、予想してどおりになった。
考えない。
毎日はあっという間である。


一日という概念を48時間で区切りたいと思う。
睡眠を6時間にして、あとの42時間は起きてて。
でもきっと、電車の中で寝ちゃうんだろうな思いっきり。
坂口安吾は毎日3時間の睡眠を続けていたら、
精神に異常をきたしたとか。


私は心のパンツを脱ぐことに決めた。
『わたしらしく2007。脱・パンツ宣言』
脱パン宣言のはじまりである。


他人は変わらない。
でも、私の本質もきっと変わらない。
だから、脱パン宣言。
パンツを脱いだら、世界が変わる。
理論武装のパンツはもういらない。
アドリブを期待される日々に、
私は「意識」を刻むだろう。


パンツの中の人、こんにちは。
世の中にはすごい人たちがいっぱい居ます。
で、そんな中で生きている私は、
なにしてたって恥ずかしさからは逃れられません。
あー!って叫びたくなる。


だったらいっそのことノーパンで。
たくさん恥をかいて、
たくさん考えられる日々になればいい。