驚きのはじまり

気がつくと、結構久しぶりの更新でビックリしますね。
いや別にこの空白の時間に何か意味があるわけでもないですね。残念なことに。映画観たり、プール行ったり、酒飲んだり、マンガ読んだりしてたら、こんなに時間が経ってしまいました。以前はもっと、焦燥に駆られて、更新してたもんです。それこそ睡眠時間を削ってまで、書いていたような。それがね、こんなにあっさりと更新しなくなるものなのかなと思ってね。別に何か変わったことなんてないのに、これはどうしたことなんだろう。不思議。
んで、今日はそんな謎を解き明かそうと、ポクポクポク、オレはオレを見つめなおしていたのです。


充電期間。
これか。ちと、日々の生活を頑張りすぎたのだろうか。などと思って、アレか、歌手の方がよく言う充電期間というのが必要なのか。そうか、そうなのか、とオレ、今日の休日は、「活動休止宣言」を発動、昼から焼酎をロックで飲んで、ばっちりと家から一歩も出ず、充電期間に休日をあてていたのだが、変化があったといえば、インターネットで購入した今日の馬券が当たったことぐらいで、なんかそれもあんまり嬉しくないので、オレの充電すべき何かは相当カラッカラなのだと思った。それは多分、馬券で得た利益220円では埋められない何か。


旅に出る。
これじゃないか。男は旅に出るがよろし。旅先で触れる非日常がきっと貴方の悩みを洗い流してくれるはずです。みたいなアレだ。多分ここは。
あー、そうだったのか!ぬかった!全く逆のベクトルであった!と気がついたのが先ほど、時間で言えば、午後8時。今から旅に出ても、関東も出られませんよ。と憤ってみたのだが、
「旅は距離の問題では無く、気持ちの問題です。近所の散歩も目線を変えれば、それは素敵で新鮮な旅のはじまりです」
と、これはオレの造語。オレは勝手にこんな言葉を創り出して、心機一転シャワーを浴びた。まあ、とりあえず外に出よう。


そして、シャワーを浴びていて、ふと思った。
あ、今日ツタヤの返却日だ。


家からツタヤまで、徒歩15分。
いつもの道だ。
残念ながら、旅にはほど遠い。
まあ、旅云々以前に、延滞料金で今日勝利した220円が削られるのは嫌なので、今日はそれを理由に外に出ようと思った。旅のことは返却してからと、そう考えた。


でも、普通に返し行くのが何かつまらなく感じたので、ま、返却するのに面白いもなにもないのだが、なんとなくメガネを外して返却しにいったら、面白いんじゃないかなと思って、行って来ました。裸眼の視力0.01以下(検視表の一番上がわかりません)のオレがメガネを外して、夜道、徒歩15分の行程を。


結果帰ってきて思うのは、ただ単に危なかったです、ということで、メガネの人は危ないからやめて欲しい、ということなんですけど、それ以上に思ったのが、今日みたいに主体的にでも、気持ちを揺さぶるような無駄な仕掛けでもをしないと、もはやオレの身の回りで起きていることに鈍感なまま日々を過ごしてしまいそうなので、無目的にテンションをあげてみたり、あてもなくふらついてみたり、そういうのって結構大事なんだなということ。


最近、仕事にせよ遊びにせよ予定を立てすぎて、またそれをしっかりと実行してきたので、驚きという感情がすっかり失われていました。